宇宙航空研究開発機構（JAXA）によると、H3ロケット2号機は午前9時22分ごろ（現地時間）、鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げられた。 ロケットには検査衛星と小型機能衛星2機が搭載されている。
日本がH3ロケットを軌道に打ち上げる試みはこれが2回目となる。 2023年3月の最初の打ち上げでは、ロケットの第2段エンジンが計算通りに機能しなかったため、ロケット打ち上げの数分後に自爆モードが作動した。 以前、JAXAは、メインエンジンが動作していても少なくとも1つのロケットエンジンが起動しなかったため、H3試験打ち上げスケジュールをキャンセルしなければならなかった。
H3ロケットはH2Aの後継ロケットです。 日本はＨ３の開発に成功し、人工衛星や探査機の打ち上げだけでなく、国際宇宙ステーション（ＩＳＳ）に物資を運ぶミッションにも参加したいと考えている。 H3ロケットの推定製造コストは50億円（3,700万ドル）で、これはH2Aの製造コストの半分にすぎないが、衛星打ち上げ能力は1.3倍である。 日本のH2Aロケットは2001年から運用されており、成功率は97.8％。
