気象庁(JMA)によると、1月1日午後、日本中部沿岸の広範囲で20回以上の強い地震が発生した。 このうち最大の地震は午後4時10分(現地時間)に発生し、石川県能登半島で震源の深さが浅く、国内最高の震度7に達した。 気象庁はこの地震を「2024年能登半島地震」と正式に命名した。気象庁は来週、中部地方で最大規模の地震が発生する可能性があると予測している。
日本側の反応
地震発生後、日本政府は東京の首相官邸内に緊急対策室を設置した。 ロイター通信によると、日本の岸田文雄首相は被害状況を把握し、政府の対応を指示するため、現地時間午後5時15分に官邸に到着した。 岸田氏は被災地の住民に対し、直ちに避難し、新たな地震の可能性を避けるよう警戒するよう呼び掛けた。
石川県の馳浩知事は自衛隊に災害派遣への派遣を要請した。
一方、気象庁は、強い地震の後、石川県、福井県、新潟県、富山県、山形県およびその他のいくつかの県を含む西海岸の広い地域に対して、津波警報を含む津波警報を発令した。石川県の場合。 2011年の東北地方の地震以来、大津波警報が発令されるのは初めて。 気象庁とハワイ(米国)に拠点を置く太平洋津波警報センターは、日本沿岸では震源から半径300キロ以内で危険な津波が高さ5メートルに達する可能性があると警告した。
企業も直ちに対策を講じた。 全日本空輸は、地震の影響で庄内、新潟、能登、小松の各空港を発着する日中の計16便が欠航し、約1450人に影響が出たと発表した。 一方、日本航空も新潟空港と小松空港を発着する計9便を欠航した。 JR東日本は、石川県内の上越線と北陸線の全列車を運休した。
結果
地震の後に津波が発生した。 日本のNHKは、同日午後4時21分に石川県輪島町沖で高さ1.2メートルの津波が発生したと発表した。 富山県富山市海域でも午前4時35分に高さ80センチの津波を記録した。
東京電力(東京電力)は、日本の新潟県にある世界最大の原子力発電所柏崎刈羽原発付近で高さ0.4メートルの津波が発生したと発表した。 後にソーシャルプラットフォームに投稿されたビデオで
ダメージ
– 人物について:
林芳正官房長官は、地震による倒壊などの理由で6人が建物の下敷きになったとの報告を受けたと述べた。 輪島町は、地震後に家屋が倒壊し、がれきの下に6人が埋まったことを確認した。
新潟県志々賀市では、80歳の女性が避難中に転倒し、頭部を負傷した。
福井県では女性2人が転倒や落下物に当たって病院に搬送された。
石川県では七尾市で心筋梗塞が2件発生した。
さらに、共同通信社によると、マグニチュード7.6の地震を含む一連の地震により、中部日本の5つの州で5万1,000人以上が緊急避難を求められた。
– ハードウェアについて:
林芳正官房長官は、石川県と新潟県で3万3000戸が停電し、携帯電話通信サービスが停止したと発表した。 志賀原発では変圧器から火災が発生したが、消し止められ原発への影響はなかった。 吉正氏によると、どの原子力施設でも異常は確認されていないという。
さらに、日本の当局は、地震後、石川県の多くの道路や家屋が被害を受けたと述べた。 石川県能登地方や羽咋町では多くの家屋が倒壊した。 震源地である石川県輪島市では数カ所で大規模な火災が発生した。 一方、NHKは輪島市から、家屋の倒壊や損壊、道路の大きな亀裂などを映したビデオを放送した。
各国の反応
– ベトナム:
1月1日午後、中部日本を襲ったマグニチュード7.6の地震の直後、駐日ベトナム大使館は人体の安否情報を確認する作業部会を設置した。 ベトナム人は地震の被害を受けた地域に住み、学び、働いています。 1月1日午後9時(現地時間)の時点で、大使館は地震によるベトナム人の死傷者の報告は受けていない。 現在、作業部会は地震の被害を受けた地域の地方自治体やベトナム人協会と連絡を取り、これらの地域のベトナム人の状況に関する情報を入手しており、必要な場合にはベトナム国民を保護するために行動する準備ができている。
– ロシア:
タス通信によると、ロシア非常事態省は1月1日、同日早朝に日本でマグニチュード7.6の地震が発生したことを受け、サハリン島沿岸とハバロフスク・タタール海峡に津波警報を発令した。 ウラジオストク市当局も津波警報を発令した。