日本初の商用ロケットは5秒後に爆発

スペースワンの軌道到達への最初の試みは、3月13日の打ち上げ直後にカイロスロケットが爆発して失敗した。

カイロスロケットは発射台を離れた直後に爆発した。 ビデオ: 共同通信プラス

日本のスペースワンが開発したカイロスロケットは、3月13日午前9時1分(ハノイ時間)、西日本・串本の紀伊宇宙港の発射台を出発した。 成功すればスペースワンは軌道に到達する日本初の民間ロケット打ち上げ会社となる。 しかし、わずか約5秒後、飛行中止システムが作動しロケットが爆発し、飛行は突然終了した。

この出来事により、発射場に大量の破片が落下した。 終了後の記者会見によると、被害はなく、負傷者も出なかったという。 火災もすぐに消し止められました。

スペースワンの豊田正和社長は「ロケットはミッションの完遂が非常に難しいと悟り、飛行を中止した」と述べた。 自動飛行中止システムを作動させた理由は明らかにされていない。 専門家が停電の原因を調査する。 次回の打ち上げ計画は、その結果と必要な措置の実施次第となる。

カイロスロケットは長さ18メートルで4段構成で、3段で固体燃料を製造し、上段で液体燃料を使用する。 この車両は 250 kg の貨物を地球低軌道に運ぶことができます。 また、高度な自動化向けに設計されています。

東京に拠点を置くスペースワンは2018年に設立された。 同社は、2010年末までに年間20回以上の打ち上げを実施することを目標としている。 発射は当初3月9日に予定されていたが、船舶がミサイル発射中に危険海域に進入したため中止された。

新しいミサイルを発射する際のミスは珍しいことではありません。 スペースXのファルコン1ロケットも最初の打ち上げは失敗したが、最終的には成功した。 しかし、カイロスの失敗は、宇宙産業を発展させるという日本の広範な計画にとって挫折とみなされる可能性がある。 日本の宇宙政策委員会は、宇宙における国の自主性、革新性、競争力を促進するため、10年間の67億ドルの宇宙戦略基金を検討している。

新型H3ロケットと民間企業のロケットで全体の打ち上げ率を高める計画だ。 日本のもう一つの新興企業であるインターステラテクノロジズは、2025年にゼロロケットによる初の軌道打ち上げを目指している。

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