バグダッドは、北部山岳地帯での襲撃作戦中にバグダッド軍がイラク支部長を含むIS幹部9人を殺害したと発表した。
イラク統合作戦軍は10月22日、同国の対テロ部隊が自称国家組織(IS)の司令官9人を殺害したと発表した。その中には、1年も前にISISによって「イラク総督」に任命されたジャシム・アル・マズルーエイ・アブ・アブデル・カデル氏も含まれる。
イラク治安作戦は、米国主導の反IS連合からの技術・情報支援を受けて、同国北東部のハムリン山脈で行われた。イラク治安当局は大量の武器を押収し、作戦を続けている。
ムハンマド・シーア・アル・スダーニー首相は同日、戦闘員が国内のどこにいるかに関係なく、「イラクはすべてのISISメンバーを追い詰めて破壊する」と発表した。
ISISは2014年にイラクと隣接するシリアの広い地域を制圧した。イラク軍は外国連合の支援を受けて2017年にISISを打倒した。2年後、最後のクルド人の破壊と支配を支援するためにクルド人部隊が各国によって徴兵された。シリアにあるISISの拠点。
ISIS残党はもはやどの領土も支配していないが、依然として活動を続けており、この地域で小規模な攻撃を継続的に行っている。国連の専門家によると、イラクとシリアには約1500人から3000人のIS戦闘員がいるという。
イラク治安部隊はISのアジトとされる場所を攻撃する作戦を多数実施している。 10月18日、米軍はイラクが今月初めに一連の精密空爆を開始し、ISIS指導者とメンバー3人を殺害したと発表した。
ワシントン主導の反IS連合の一環として、約2500人の米軍がイラクに、900人の米軍がシリアに駐留している。米国とイラクは先月、同盟が1年以内に作戦を終了すると発表した。
グエン・ティエン (によると AFP)