財務省は6月28日、現職の神田正人氏に代わり、同省国際部長の三村淳氏が7月31日付けで国際通貨担当事務次官に就任すると発表した。 現地通貨価値の下落を抑制する取り組みにおいて主導的な役割を果たしている。
57歳の三村氏は1989年に財務省に入省し、2021年からは国際部長を務めるなど、国際情勢に関連する要職を歴任している。
59歳の神田氏は最後の任期中、外国為替市場の安定を確保するための財務省の取り組みを主導した。
日本は2022年、そして最近では4月から5月にかけて一連の円買い・米ドル売り活動を実施した。 最近、円価格が急落しており、円安を阻止するために日本政府が介入するとの見方が強まっている。 国の通貨の価値において。
日本の鈴木俊一財務大臣は記者会見で、三村氏が速やかにその任務を引き受け、現在の為替政策問題を含む国際問題に関連する多くの課題を解決すると自信を表明した。
同時に、同省の国際部長のポストには、現在三村氏の代理である土屋明宏氏(56)が就任する。
また、7月5日付けで現・茶谷英二氏に代わり主計局長の新川博嗣氏(61)が財務副大臣に就任する。
新川氏は1987年に財務省に入省し、安倍晋三首相の下で秘書官を務めた。
6月28日午前には円相場が1ドル=161円を超える場面もあり、37年ぶりの安値を付けた。 日本の通貨も1ユーロ当たり172円という基準値を超え、1999年の欧州共通通貨誕生以来の最低水準となった。
同日正午時点のドル・円相場は160.93─94円と、27日午後5時時点のニューヨーク市場の為替レート(160.72─82円、東京市場の160.54─56円)を上回った。 ./6 (現地時間)。
ル・アン